共同通信ニュース用語解説 「「水の都」東京」の解説
「水の都」東京
徳川幕府の足元に広がる江戸の街は、河川や運河が網の目状に整備され、物資や人を船で運んでいたことから「水の都」と呼ばれた。隅田川を中心に船は経済活動を支え、浅草や両国などがにぎわいを見せてきたが、明治以降、鉄道や自動車の普及に伴って衰退したとされる。東京都は、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、船を活用してかつての水辺の魅力を取り戻そうと、名所を巡る社会実験を重ねており、今年7~8月には通勤の可能性を探るテストも実施した。
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