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水売り ミズウリ

デジタル大辞泉の解説

みず‐うり〔みづ‐〕【水売り】

江戸時代、夏に、砂糖白玉団子を入れた冷水を売り歩いた商売。また、その人。

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大辞林 第三版の解説

みずうり【水売り】

水を売り歩く商売。また、その人。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水売り
みずうり

水を売り歩く商人をさす。水質の悪いことや、水量の少ないことなどから、日本をはじめ諸国にこの商売がみられた。フランスでは16世紀に飲み水の不足から水売りがいた。アメリカの開拓時代には水売りの馬車が走っていた。中国の清(しん)代に、北京(ペキン)では良質の飲料水が乏しいため倒水的とよばれる水売りがいた。彼らは一輪車の上に井戸から汲(く)み上げた水を入れた桶(おけ)をのせ、各戸へ売り歩いた。日本では離島に水売り船が回ることがあった。江戸時代には、江戸、京坂の路傍で水を売った。その水の中には砂糖や、寒晒粉(かんざらしこ)でつくった団子を入れた。今日でもトルコ、インド、中近東などの国々では水売りがみられる。[芳井敬郎]

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