水天神社(読み)すいてんじんじや

日本歴史地名大系 「水天神社」の解説

水天神社
すいてんじんじや

[現在地名]菱刈町下手

下手しもでの西方羽月はつき川沿いの須田すだ地区にある。古くは須川原すがわばい水天社といい、祭神は美須波売神。旧村社。もとは対岸の羽月金波田かなはだ(現大口市)にあったが、ある年洪水のため流され当地に移ったという(菱刈史)。永禄一二年(一五六九)島津義弘(当時忠平)が大口城攻めにあたり当社に戦勝を祈願、その三日後菱刈隆秋が降伏したことから義弘が再興したという。義弘の願文などは洪水で失われたが、この由緒により平日参詣の人が絶えなかったという(三国名勝図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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