日本歴史地名大系 「水戸辺村」の解説
水戸辺村
みとべむら
志津川湾の南西部にあり、東は
正保郷帳に田二一貫四三文・畑一六貫一六五文とあり、柴山と注記される。「安永風土記」によれば田三〇貫三九三文・畑二〇貫二七三文で、蔵入は一八貫四〇〇文、給所は二〇貫一六六文(合計一二貫文不足)、人頭一五三人(うち寺一)のうち寛永一八年(一六四一)の竿答百姓五一人、家数一五三、男四一五・女三八五、馬一六五で、五太木舟一・小晒舟一・さっぱ舟一〇・かっこ舟二九があり、産物に海栗・昆布が記される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報