水生城跡(読み)みずのおじようあと

日本歴史地名大系 「水生城跡」の解説

水生城跡
みずのおじようあと

[現在地名]日高町上石 コズ

円山まるやま川左岸の標高一五九メートルの丘陵にあり、山裾八代やしろ川が天然の堀のように取巻いている。上石あげし集落との比高は約一五〇メートル、城域は東西約六五〇メートル・南北約一三〇メートル。城は東西に延びる稜線の三つのピークに構築された城砦群(城砦I・II・III)で構成され、円山川左岸の現日高町から豊岡盆地に入るルートを押える要衝に位置する。

〔縄張り〕

城砦Iは城域の西端、標高一五九・七メートルに位置する。西縁部に幅広い土塁を巡らせた主郭は東西約二五メートル・南北約三〇メートルあり、北西下に帯曲輪(幅五メートル)を構築し、その西側に虎口を設けている。主郭虎口から西側に約八メートル下りると、西端に土塁をもつ長大な曲輪(東西約六八メートル・南北約一八メートル)と小曲輪(一五×一七メートル)を設け、その北斜面には二条の竪堀を構築している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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