水蜻蛉(読み)ミズトンボ

デジタル大辞泉 「水蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

みず‐とんぼ〔みづ‐〕【水蜻蛉】

ラン科多年草湿地に生え、高さ30~50センチ。葉は線形で2、3枚つく。9月ごろ、緑白色の花を総状につける。唇弁三つに裂けて十字状をし、長いきょが下に垂れる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

みず‐とんぼ みづ‥【水蜻蛉】

〘名〙 ラン科の多年草。北海道南部以南の各地の水湿地に生える。高さ三〇~六〇センチメートル。茎の下半部に幅約五ミリメートル、長さ五~二〇センチメートルの線形の葉が数個つき、基部は鞘となって茎を包む。上部では鱗片葉が数個つく。七~九月、帯緑白色の花が穂状花序に咲く。距は長さ一・五センチメートルぐらい。和名は花をトンボに見立てていう。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「水蜻蛉」の解説

水蜻蛉 (ミズトンボ)

学名Habenaria sagittifera
植物。ラン科の多年草,園芸植物

水蜻蛉 (ミズカゲロウ)

学名:Sisyra nikkoana
動物。ミズカゲロウ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android