日本歴史地名大系 「水間谷」の解説 水間谷みずまだに 福井県:今立郡今立町水間谷服部(はつとり)谷の谷口で同谷と分岐する約四キロの小谷。近世には室谷(むろだに)・長谷(ながたに)・坂下(さかした)・殿(との)・印内(いんない)・大谷(おおたに)・赤谷(あかたに)・炭焼(すみやき)・柳(やなぎ)・市野々(いちのの)の一〇ヵ村からなっていたが、「越前国名蹟考」に「貞享の頃迄は長谷・水間二ケ村」とある。一〇村は貞享三年(一六八六)福井藩領から幕府領となったが、元禄五年(一六九二)以降、一時期土岐頼殷領であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by