デジタル大辞泉 「水陰」の意味・読み・例文・類語 み‐かげ【▽水陰】 水におおわれた所。水のかげ。みがくれ。「岩そそく―に茂る菅の根の永くや袖をくたし果ててん」〈続後撰・恋三〉 みず‐かげ〔みづ‐〕【水陰】 水辺の物陰。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「水陰」の意味・読み・例文・類語 みず‐かげみづ‥【水陰】 〘 名詞 〙 川などの水辺の物陰。みかげ。[初出の実例]「山川の水陰(みづかげ)に生ふる山菅(やますげ)の止まずも妹は思ほゆるかも」(出典:万葉集(8C後)一二・二八六二) み‐かげ【水陰】 〘 名詞 〙 =みずかげ(水陰)[初出の実例]「谷川のみかけにしげる山菅の止まずも袖のぬるるころかな〈卜部兼直〉」(出典:万代和歌集(1248‐49)恋三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例