氷上姉子神社(読み)ひかみあねごじんじや

日本歴史地名大系 「氷上姉子神社」の解説

氷上姉子神社
ひかみあねごじんじや

[現在地名]緑区大高町

氷上山とよぶ丘陵地にある。祭神宮簀媛命。熱田神宮の摂社。「延喜式」神名帳に「火上姉子神社」、尾張国神名帳に「従一位上 氷上姉子天神」とある。「寛文覚書」に「社内地四町二反九畝歩、氷上大明神」と記される。

寛平二年(八九〇)の尾張国熱田太神宮縁起によれば、日本武尊が東征の途次、尾張国愛智郡氷上邑の建稲種公の館にとどまり、稲種公の妹である宮酢媛(宮簀媛)を知った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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