最新 地学事典 「氷縞年代学」の解説
ひょうこうねんだいがく
氷縞年代学
varves chronology
氷縞粘土は温暖な年には厚く,寒冷な年には薄い。この厚薄変化を対比に利用し,1年ごとの氷縞を数えて暦年代(実年代)を明らかにする方法。氷縞粘土編年法とも。スウェーデンのG.De Geer(1912)一門は,バルト氷河湖などに堆積した氷縞粘土の厚薄を手がかりに,各地点でみられる氷縞粘土を対比し,スカンジナビア氷床が後退し,消失するまでの経緯を解明した。同様の手法は,北米五大湖周辺でも適用されている。
執筆者:湊 正雄・那須 孝悌
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

