厚薄(読み)コウハク

精選版 日本国語大辞典 「厚薄」の意味・読み・例文・類語

こう‐はく【厚薄】

  1. 〘 名詞 〙 あついこととうすいこと。多く、物事の度合が十分であるかないかにいう。
    1. [初出の実例]「朝廷嘉其忠正、朋友薄其才情。議者未厚薄」(出典懐風藻(751)河島皇子伝)
    2. 「信心の厚薄、観念の浅深によりて、その益ことなるべし」(出典:貞享版沙石集(1283)五)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「厚薄」の読み・字形・画数・意味

【厚薄】こうはく

多少善悪。〔論衡幸偶〕天の稟施(ひんし)(施与)に左右るに非ざるなり。人物の性を受くるに厚るなり。(とも)にを行ふも、均しからず。竝びに仁義を爲すも、利同じからず。

字通「厚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む