厚薄(読み)コウハク

精選版 日本国語大辞典 「厚薄」の意味・読み・例文・類語

こう‐はく【厚薄】

  1. 〘 名詞 〙 あついこととうすいこと。多く、物事の度合が十分であるかないかにいう。
    1. [初出の実例]「朝廷嘉其忠正、朋友薄其才情。議者未厚薄」(出典懐風藻(751)河島皇子伝)
    2. 「信心の厚薄、観念の浅深によりて、その益ことなるべし」(出典:貞享版沙石集(1283)五)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「厚薄」の読み・字形・画数・意味

【厚薄】こうはく

多少善悪。〔論衡幸偶〕天の稟施(ひんし)(施与)に左右るに非ざるなり。人物の性を受くるに厚るなり。(とも)にを行ふも、均しからず。竝びに仁義を爲すも、利同じからず。

字通「厚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む