氷蜜(読み)コオリミツ

デジタル大辞泉 「氷蜜」の意味・読み・例文・類語

こおり‐みつ〔こほり‐〕【氷蜜】

氷砂糖を細かくしたものを鶏卵白身で溶いて煮詰めたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「氷蜜」の意味・読み・例文・類語

こおり‐みつこほり‥【氷蜜】

  1. 〘 名詞 〙 氷砂糖を細かくしたものに鶏卵の白身を加えて煮つめたもの。冷水にまぜて夏季飲料とする。甘露水(かんろすい)
    1. [初出の実例]「例の銀座三丁目の古月堂にては、金玉羹、氷蜜の二種と、〈略〉班婕妤といふ新菓子を、此ほど売出しました」(出典:読売新聞‐明治一八年(1885)七月一五日)

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