永厳寺(読み)エイゲンジ

日本歴史地名大系 「永厳寺」の解説

永厳寺
ようごんじ

[現在地名]敦賀市金ヶ崎

天筒てづつ山麓新金しんかなさきトンネル西入口付近、敦賀つるが港を眼下にして建つ。山号は勝載山。曹洞宗本尊釈迦如来。もと近接する永建えいけん寺の末寺であった。応永二〇年(一四一三)永建寺小室真宗の弟子東渓宗陽の開基と伝える。慶長一二年(一六〇七)敦賀町代官・町人頭打它宗貞が敦賀寺屋敷より現在地に移転した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android