永昌庵(読み)えいしようあん

日本歴史地名大系 「永昌庵」の解説

永昌庵
えいしようあん

[現在地名]六日町東泉田 寺の内

東泉田ひがしいずみだ集落の東方、字寺の内てらのうちにある。曹洞宗、三峰山と号し、本尊阿弥陀如来。もとは蓮華れんげ寺と称したといい、真言宗の祈祷所であったと考えられる。寺蔵の貞治五年(一三六六)六月紀銘の鰐口に「蓮華寺」と陰刻されている。寺伝によると応仁二年(一四六八)坂戸の竜言さかどのりゆうごん寺の僧存作が再興し開山となる。長尾房景が帰依して堂宇建立

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android