永田馬場山王門前(読み)ながたばばさんのうもんぜん

日本歴史地名大系 「永田馬場山王門前」の解説

永田馬場山王門前
ながたばばさんのうもんぜん

[現在地名]千代田区永田町ながたちよう二丁目

永田馬場の山王権現(現日枝神社)前に形成された門前町屋。永田馬場は永田姓の旗本屋敷の前の南北に延びる道筋で、寛永期(一六二四―四四)にはすでに存在したが(寛永江戸図)、この道の西側の溜池ためいけに面した台地、もとの丹波篠山藩松平(藤井)家の屋敷跡に、明暦の大火後の万治二年(一六五九)山王権現が半蔵はんぞう御門外から移転してきた。その近辺に作られた町屋をいう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む