汀洲(読み)ていしゅう

精選版 日本国語大辞典 「汀洲」の意味・読み・例文・類語

てい‐しゅう‥シウ【汀洲】

  1. 〘 名詞 〙 海・川・湖沼などで、水が浅く、土砂の現われた所。
    1. [初出の実例]「物候雖陽和未、汀洲春草欲萋萋」(出典文華秀麗集(818)上・江頭春暁〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐九歌・湘夫人〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「汀洲」の読み・字形・画数・意味

【汀洲】ていしゆう(しう)

中洲。〔楚辞九歌湘夫人〕汀洲に杜(とじやく)を搴(と)り 將(まさ)に以て(ひと)にらんとす

字通「汀」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android