家庭医学館 「汎血球減少症」の解説 はんけっきゅうげんしょうしょう【汎血球減少症】 全身の造血機能(ぞうけつきのう)が低下した結果、赤血球(せっけっきゅう)、白血球(はっけっきゅう)、血小板(けっしょうばん)のいずれもが減少した状態になります。 再生不良性貧血の診断を確定させる症状の1つです。汎血球減少症をひきおこす基礎疾患には、再生不良性貧血のほかに、骨髄浸潤性疾患(こつずいしんじゅんせいしっかん)、脾腫(ひしゅ)をともなう疾患、ビタミンB12や葉酸(ようさん)の欠乏、全身性エリテマトーデスなどがあります。ときには妊娠や薬剤などが起因となることもあります。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by