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江口甚右衛門 えぐち じんえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

江口甚右衛門 えぐち-じんえもん

1645-1725 江戸時代前期-中期の捕鯨業者。
正保(しょうほ)2年生まれ。肥前五島(長崎県)有川村の名主。寛文元年有川湾の捕鯨漁場の境界をめぐって魚目(うおのめ)村と争いとなる。幕府にもうったえ,争いからおよそ30年後の元禄(げんろく)3年勝訴をかちとり,同村の捕鯨業を再興させた。享保(きょうほう)10年死去。81歳。名は正利。

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朝日日本歴史人物事典の解説

江口甚右衛門

生年:生没年不詳
江戸前期,五島(長崎県)有川村の名主。父甚左衛門は九州における捕鯨業創始者といわれる。万治3(1660)年家督相続,銛と網を併用する鯨網組を始めるなど捕鯨組織有川組の発展に努力した。寛文1(1661)年有川湾対岸の魚目と漁場境界争いが発生,指導者として以後二十数年深沢勝幸(2代儀太夫)と争い,勝訴。<参考文献>西村次彦『五島魚目郷土史』

(石田好数)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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