江奈村(読み)えなむら

日本歴史地名大系 「江奈村」の解説

江奈村
えなむら

[現在地名]松崎町江奈

松崎村の北にあり、西は駿河湾に接する。江名村とも記す。峰輪みねわにある箕勾みのわ神社の応永三二年(一四二五)四月二日付の棟札によれば「江那」の大工社殿を造作している。元亀二年(一五七一)から天正九年(一五八一)頃と推定される二月晦日の北条氏光朱印状(土屋文書)によると早船のための船方を江奈より三人出させている。天正七年一〇月三〇日付の船寄ふなよせ神社棟札には、船伊勢大明神の社殿上葺のために江名村氏子五〇余名が五―二〇〇文を出銭しており、三〇〇文分の夏麦も村中から出されている。

那賀なか郡に属する。慶長三年(一五九八)那賀之内江名之村御縄打水帳(東京大学法学部蔵)が残り、田高一三七石余・畑屋敷高七九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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