江森盛弥(読み)エモリ モリヤ

20世紀日本人名事典 「江森盛弥」の解説

江森 盛弥
エモリ モリヤ

昭和期の詩人



生年
明治36(1903)年8月18日

没年
昭和35(1960)年4月5日

出生地
東京・小石川

学歴〔年〕
逗子開成中学中退

経歴
「文芸解放」「左翼芸術」などの創刊に参加し、アナーキスト系詩人として出発するが、のちに「戦旗」などに参加する。戦後は人民新聞編集長、アカハタ文化部長などを歴任し、政治論、文化論なども発表。著書詩集わたしは風に向って歌う」、評論集「詩人の生と死について」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴 経歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江森盛弥」の解説

江森盛弥 えもり-もりや

1903-1960 昭和時代の詩人,社会運動家。
明治36年8月18日生まれ。「文芸解放」「左翼芸術」の創刊に参加。アナーキスト系詩人として壺井繁治,草野心平らと交流。戦後は人民新聞編集長,アカハタ文化部長をつとめた。昭和35年4月5日死去。56歳。東京出身。逗子開成中学中退。詩集に「わたしは風に向って歌う」,著作に「社会政策」「詩人の生と死について」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android