江浄寺(読み)こうじようじ

日本歴史地名大系 「江浄寺」の解説

江浄寺
こうじようじ

[現在地名]清水市江尻東三丁目

市中山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。永正元年(一五〇四)鎌倉光明こうみよう寺の住持観誉祐崇が、上京の折にこの地に宿泊、地元民の懇請をうけて一寺を建立したことに始まるという。当初は勝沢山と号し、現在地より西の江尻元宿えじりもとじゆく(上本宿・下本宿とも)にあったが、近世初頭江尻宿がともえ川沿いに移る以前に現在地に移り、山号を市中山と改めたとされる。江戸時代には寺領朱印高一五石。延享二年(一七四五)当寺は修復のために一〇日間の芝居興行を願っている。その場所は寺領内火葬場近接の浜芝地で、この地をめぐってつじ村と争っている(旧佐藤家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む