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汪大淵 おうたいえんWang Da-yuan; Wang Ta-yüan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

汪大淵
おうたいえん
Wang Da-yuan; Wang Ta-yüan

[生]至大4(1311)
[没]?
中国,元代の旅行家。豫章 (江西省南昌県) の人。字は煥章。至順1 (1330) 年から数年間,次いで至元5 (39) 年頃から至正4 (44) 年頃まで再度にわたり商船で南海諸国を旅行して帰国した。その間の南海諸国の地理,風俗,物産など,つぶさに見聞したところをまとめて,同 11年『島夷誌略』 (1巻) を完成した。その史料的価値はきわめて高く,南海史研究上すこぶる重要である。

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世界大百科事典内の汪大淵の言及

【香料】より

…この二つの香辛料の独占支配によって莫大な利潤を得るために,ポルトガル,スペイン,イギリス,オランダは原住民との間にたび重なる闘いを繰り返した。 しかしモルッカとバンダの現地に,実際足を踏み入れ記録を残したのは,14世紀前半の中国人,汪大淵であった。彼によって,中国人がヨーロッパ人より早く丁子と肉荳蔲を現地で手に入れていたことがよくわかる。…

※「汪大淵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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