「浄阿上人行状」「浄阿上人伝」「浄阿上人絵詞伝」などを総合すると、時宗第二祖他阿真教の弟子浄阿真観が、延慶二年(一三〇九)京洛化益のため
延文元年(一三五六)八月二三日、佐々木高氏(導誉)が、元弘(一三三一―三四)以来の敵味方の菩提を弔うために、四条京極の宅地を寄進した(金蓮寺文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
京都市北区鷹峯藤林(たかがみねふじばやし)町にある時宗(じしゅう)四条派の本山。四条道場ともいう。1308年(延慶1)、京都祇陀林(ぎだりん)寺の浄阿(じょうあ)が、後伏見(ごふしみ)天皇の皇后広義門院の安産を祈願したところ、皇子(光厳(こうごん)天皇)が生まれた。その功によって宣を受け、1311年(応長1)祇陀林寺を改めて金蓮寺と号し、開山となった。のち四条京極(きょうごく)の地に伽藍(がらん)を創建し、上人(しょうにん)号を許された。1788年(天明8)大火で堂宇を焼失したが、1825年(文政8)再建され、1926年(大正15)現在地に移った。寺宝に『一遍上人(いっぺんしょうにん)行状絵伝』20巻がある。室町時代の歌僧頓阿(とんあ)も住した。
[平井俊榮]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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