沃壌(読み)よくじょう

精選版 日本国語大辞典 「沃壌」の意味・読み・例文・類語

よく‐じょう‥ジャウ【沃壌】

  1. 〘 名詞 〙 地味のよく肥えた土地肥沃土壌沃土
    1. [初出の実例]「墳とは沃壌なんどと云やうに土がでくるぞ」(出典:史記抄(1477)三)
    2. [その他の文献]〔温子昇‐寒陵山寺碑〕

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普及版 字通 「沃壌」の読み・字形・画数・意味

【沃壌】よくじよう(じやう)

肥沃な地。〔後漢書西羌、東号子麻奴伝〕(虞(ぐく)の上)夫(そ)れ沃壤の饒(ゆた)かなるを(す)てて、自然の財を損す。利と謂ふべからず。河山の阻(そ)(険難のところ)を離れ、無險の處を守る。以て固めを爲しし。

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