沖の島岩体(読み)おきのしまがんたい

最新 地学事典 「沖の島岩体」の解説

おきのしまがんたい
沖の島岩体

Okinoshima mass

高知県宿毛市の南西約30kmに位置する沖の島に分布する花崗岩体。四万十帯の第三系に非調和に貫入する。前期の谷尻型花崗閃緑岩と後期の母島(もしま)型花崗岩に区分。谷尻型花崗閃緑岩は中粒で暗灰色を呈し不均質で,直方輝石・菫青石・ざくろ石を含む。母島型花崗岩は細~中粒の優白質の花崗岩で,少量のざくろ石と多くの電気石を含む。両者ともSタイプ花崗岩に属する。母島型花崗岩の黒雲母のK-Ar年代は15±2Ma, 谷尻型花崗閃緑岩のRb-Sr全岩アイソクロン年代は16±2Ma。同様の花崗岩類は沖の島北東の柏島地域にも分布。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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