沖膾(読み)オキナマス

デジタル大辞泉 「沖膾」の意味・読み・例文・類語

おき‐なます【沖×膾】

沖でとった魚を船中ですぐになますに作ったもの。また、それをまねた料理 夏》はらわたの塵を洗はん―/子規

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「沖膾」の解説

おきなます【沖膾】

①沖で釣れた魚を船中でなますにしたもの。
②新鮮な生の魚を三枚におろして包丁で細かくたたき、ねぎ・しょうが・しそ・にんにく・みょうがなどを混ぜ合わせた料理。合わせ酢・しょうゆみそなどを加えて作るものもある。◇漁師が沖の船上で作ったことから。「たたきなます」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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