河合栄之助(読み)カワイ エイノスケ

20世紀日本人名事典 「河合栄之助」の解説

河合 栄之助
カワイ エイノスケ

大正・昭和期の陶芸家



生年
明治26(1893)年4月24日

没年
昭和37(1962)年7月16日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
京都市陶磁器試験場特別科〔大正1年〕卒

経歴
陶芸家初代瑞豊の四男。大正2年農商務省主催の「図案及び応用作品展」に入選。9年楠部弥弌らと赤土社を結成した。15年には聖徳太子奉賛展に入選、久邇宮家買い上げとなった。その後帝展文展出品、昭和9年と15年の紀元2600年奉祝文展に出品、作品は宮内庁買い上げ、17年文展で特選、作品は政府買い上げとなった。戦後日展に属し、27年審査員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河合栄之助」の解説

河合栄之助 かわい-えいのすけ

1893-1962 大正-昭和時代の陶芸家。
明治26年4月24日生まれ。大正9年楠部弥弌(くすべ-やいち)らと赤土社を創設。昭和にはいり,帝展,文展に出品。昭和17年新文展で「磁器柿花瓶」が特選となる。戦後は日展に所属,審査員をつとめた。昭和37年7月16日死去。69歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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