河本公輔(読み)かわもと きんすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河本公輔」の解説

河本公輔 かわもと-きんすけ

1775-1832 江戸時代後期の国学者,歌人。
安永4年生まれ。備前岡山の豪商河本立軒の長男学問をこころざして家督を弟にゆずり,京都賀茂季鷹(すえたか)に歌学を,本居大平(おおひら)に国学をまなぶ。京都にすみ,門人には公卿(くぎょう)がおおかった。天保(てんぽう)3年6月18日死去。58歳。字(あざな)は会。通称は文太郎。号は子洲,可々楼。著作に「名字弁」「竹取物語管見」など。

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朝日日本歴史人物事典 「河本公輔」の解説

河本公輔

没年:天保3.6.18(1832.7.15)
生年:安永4(1775)
江戸中期の国学者,歌人。姓三宅,名会,通称文太郎。号子洲。河本儼の子として備前岡山で生まれる。賀茂季鷹に和歌を学び,本居大平に国学を学ぶ。主たる活動は京都において行われた。『竹取物語管見』『名字弁』などが主著

(久保田啓一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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