河田東岡(読み)かわだとうこう

精選版 日本国語大辞典 「河田東岡」の意味・読み・例文・類語

かわだ‐とうこう【河田東岡】

  1. 江戸後期の古学派儒者。鳥取藩士。名は孝成。字は子行。伊藤東涯の子、東所に学び、特に「易経」を研究。藩の郡宰から学館奉行兼侍読、のち物頭となる。著「周易新疏」「易雋」など。正徳五~寛政四年(一七一五‐九二

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河田東岡」の解説

河田東岡 かわだ-とうこう

1714-1792 江戸時代中期の武士
正徳(しょうとく)4年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩士。京都で伊藤東所に儒学をまなび,のち易学を研究。宝暦4年在方吟味役となり,8年藩校尚徳館の学館奉行に転じて侍講をかねる。目付役をへて,安永3年物頭にすすんだ。寛政4年6月18日死去。79歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身本姓竹中。名は孝成。字(あざな)は子行。著作に「周易新疏」「易道小成稿」。

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