河豚汁(読み)フグジル

デジタル大辞泉 「河豚汁」の意味・読み・例文・類語

ふぐ‐じる【河豚汁】

《古くは「ふくじる」とも》フグの肉を実にした味噌汁鉄砲汁。ふくとじる。 冬》「―の我活きて居る寝覚哉/蕪村

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精選版 日本国語大辞典 「河豚汁」の意味・読み・例文・類語

ふぐ‐じる【河豚汁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ふくじる」とも )
  2. フグを椀種(わんだね)とした汁物。ふくとうじる。ふくとじる。鉄砲汁。《 季語・冬 》 〔大草家料理書(16C中‐後か)〕
  3. 下等の遊女をいう。鉄砲女郎。
    1. [初出の実例]「はづかしながらふぐじるよ、ハアアてっぽうか」(出典:常磐津・戻駕色相肩(戻駕)(1788))

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「河豚汁」の解説

ふぐじる【河豚汁】

ふぐを用いた汁物。◇「ふくと汁」「ふくとう汁」「鉄砲汁」ともいう。

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デジタル大辞泉プラス 「河豚汁」の解説

河豚汁(ふぐじる)

古典落語演目ひとつ。「河豚鍋」とも。

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