河豚汁(読み)フグジル

精選版 日本国語大辞典 「河豚汁」の意味・読み・例文・類語

ふぐ‐じる【河豚汁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ふくじる」とも )
  2. フグを椀種(わんだね)とした汁物。ふくとうじる。ふくとじる。鉄砲汁。《 季語・冬 》 〔大草家料理書(16C中‐後か)〕
  3. 下等の遊女をいう。鉄砲女郎。
    1. [初出の実例]「はづかしながらふぐじるよ、ハアアてっぽうか」(出典:常磐津・戻駕色相肩(戻駕)(1788))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む