鉄砲汁(読み)テッポウジル

デジタル大辞泉 「鉄砲汁」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐じる〔テツパウ‐〕【鉄砲汁】

フグの肉を実とした汁。ふぐ汁。→鉄砲5

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精選版 日本国語大辞典 「鉄砲汁」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐じるテッパウ‥【鉄砲汁】

  1. 〘 名詞 〙 河豚(ふぐ)の肉を実として入れた汁。ふぐ汁。鉄砲。
    1. [初出の実例]「先年鉄炮汁(テッパウジル)におあたりなされて」(出典:滑稽本・針の供養(1774)五)

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デジタル大辞泉プラス 「鉄砲汁」の解説

鉄砲汁

北海道郷土料理。ぶつ切りにしたカニの脚を入れた味噌汁。根室名物のハナサキガニを使用したものが特に有名。「鉄砲」の名は、カニの脚を箸でつつく様子が鉄砲に弾をこめる動作に似ることに由来するとされる。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「鉄砲汁」の解説

てっぽうじる【鉄砲汁】

ふぐを用いた汁物。◇ふぐはあたると死ぬことから「鉄砲」の異称がある。「ふぐ汁」「ふくと汁」「ふくとう汁」ともいう。

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