油剤(読み)ユザイ

デジタル大辞泉 「油剤」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐ざい【油剤】

油状薬剤。また、油の入った薬剤。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油剤」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐ざい【油剤】

  1. 〘 名詞 〙 油状の、または油のはいった薬。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「油剤」の解説

油剤
ユザイ
oily material

わが国特有の用語で,もともとは油脂製品のうち,せっけん類を除く繊維紡糸助剤のこと.従来,ロート油(硫酸化油),その他の乳化剤浸透剤均染剤防水剤などの総称として用いられてきた.近年は,これらが合成界面活性剤や合成洗剤などにかわったことから,それらの総称に用いられる.さらに最近では,ロート油を含む切削油などの潤滑油をはじめ,工業的に油状製品すべてを含めた広義の用語として使用される場合がある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android