泉麟太郎(読み)いずみ りんたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泉麟太郎」の解説

泉麟太郎 いずみ-りんたろう

1842-1929 明治時代の開拓者。
天保(てんぽう)13年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩角田(かくだ)領主石川邦光の家臣。明治3年邦光の命で第1陣51人とともに北海道室蘭(むろらん)郡に移住したが,家臣の反対で邦光がひきいる第2陣の移住が失敗,同地は伊達邦成(くにしげ)らの支配となる。邦光の弟光親(みつちか)をまねいて開発事業に従事,23年夕張(ゆうばり)郡アノロ原野に1村をつくり,角田(かくた)村(現栗山町)と名づけた。昭和4年死去。88歳。本姓は添田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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