泊川層群(読み)とまりがわそうぐん

最新 地学事典 「泊川層群」の解説

とまりがわそうぐん
泊川層群

Tomarigawa Group

西南北海道渡島(おしま)帯に分布する中生界。主にチャート・玄武岩質火山岩・石灰岩・珪質泥岩およびタービダイト砂岩・泥岩・礫岩からなる。北海道島牧郡島牧村大平山周辺に新第三系の基盤として分布し,一部は白亜紀後期および新生代の花崗岩質岩による接触変成作用を受けている。見かけ上層厚2,500m以上。主に砂岩・泥岩からなる金山川層と玄武岩質火山岩・石灰岩からなるガロ沢川層の二つの岩相ユニットに区分。石灰岩からMilleporella sp.などの大型化石,石灰岩とチャートの一部からEpigondolella abneptis・E.bidentataなどの三畳紀Carnian~Norianのコノドント化石,チャートや珪質泥岩からジュラ紀後期~白亜紀前期型の放散虫化石が産する。三畳紀後期およびジュラ~白亜紀前期の地質体と考えられている。田近淳ほか(1984)命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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