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法照 ほっしょう Fa-zhao

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法照
ほっしょう
Fa-zhao

中国,唐の浄土教の僧。善導の影響を受け,音楽的な念仏を広め,五会法師と称された。著書に『五会法事讃』などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほうしょう【法照 Fǎ zhào】

中国,唐代の浄土教の僧。生没年不詳。南岳承遠の高弟で,8世紀後半の代宗・徳宗の治世に,五台山,太原,長安の各地で,五会念仏という音曲的な弥陀念仏教を宣布し,浄土教伝道史上に道綽(どうしやく),善導に比肩すべき教化の成績をあげ,〈後善導〉の称もある。法照の五会念仏讃の教えは,法照が住した五台山の般舟道場を巡礼し影像をも拝した円仁によって日本に伝えられ,比叡山常行堂を中心に平安時代に流行した。20世紀になって敦煌で発見された写本のなかに,《法照和尚念仏讃》などが見いだされ,唐末から宋初にかけて,敦煌の地でも盛行していたことが確認された。

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世界大百科事典内の法照の言及

【浄土教】より

…そして《法事讃》《往生礼讃》などの阿弥陀仏への賛美歌やきびしい懺悔の告白を総合した宗教儀礼を制定し実践し,また〈南無阿弥陀仏〉と口に出してとなえる口称念仏を勧めた。慧遠流,善導流とともに中国浄土教の三流の一つに数えられるのが,慈愍三蔵(じみんさんぞう)慧日によって始められた慈愍流であって,禅浄双修の念仏禅の基礎を開き,その教えは南岳承遠や法照によって受け継がれた。法照は五会念仏の法を宣布したことで知られる。…

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