泡影(読み)ホウエイ

精選版 日本国語大辞典 「泡影」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ようハウヤウ【泡影】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「よう」は「影」の呉音 ) =ほうえい(泡影)日葡辞書(1603‐04)〕

ほう‐えいハウ‥【泡影】

  1. 〘 名詞 〙 水のあわと物の影。はかなくとりとめのない物事のたとえにいう語。ほうよう。「夢幻泡影」 〔蘇頲‐長安西明寺塔碑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「泡影」の読み・字形・画数・意味

【泡影】ほう(はう)えい

あわと、かげ。はかないもののたとえ。〔春在堂随筆、一〕此(ここ)にせし時を回するに、止(た)だ二十九年のみ。而して屋は再びを易(か)ふ。~余(われ)當時一の客を以て、反つて此の屋の爲に暫く人と作(な)るを得たり。影、大(おほむ)ね此れにす。

字通「泡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む