泡影(読み)ホウエイ

デジタル大辞泉 「泡影」の意味・読み・例文・類語

ほう‐えい〔ハウ‐〕【泡影】

水のあわと物のかげ。はかない物事をたとえていう語。ほうよう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「泡影」の意味・読み・例文・類語

ほう‐よう ハウヤウ【泡影】

〘名〙 (「よう」は「影」の呉音) =ほうえい(泡影)日葡辞書(1603‐04)〕

ほう‐えい ハウ‥【泡影】

〘名〙 水のあわと物の影。はかなくとりとめのない物事のたとえにいう語。ほうよう。「夢幻泡影」 〔蘇頲‐長安西明寺塔碑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「泡影」の読み・字形・画数・意味

【泡影】ほう(はう)えい

あわと、かげ。はかないもののたとえ。〔春在堂随筆、一〕此(ここ)にせし時を回するに、止(た)だ二十九年のみ。而して屋は再びを易(か)ふ。~余(われ)當時一の客を以て、反つて此の屋の爲に暫く人と作(な)るを得たり。影、大(おほむ)ね此れにす。

字通「泡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android