波浪警報(読み)はろうけいほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「波浪警報」の意味・わかりやすい解説

波浪警報
はろうけいほう

台風低気圧など気象が原因で発生する高波により,船舶や海上業務などに重大な災害の発生が予想される場合に発表される警報太平洋や日本海などの外海ではおおむね 5~6m以上,東京湾など内海ではおおむね 3~4m以上の有義波高(連続する波を観測したとき,波高の高いほうから順に全体の 3分の1の個数の波の波高を平均したもの)が予想されるときに発表される。地震による津波は含まない。(→気象警報波浪注意報

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む