泣きを入れる(読み)ナキヲイレル

デジタル大辞泉 「泣きを入れる」の意味・読み・例文・類語

きを・れる

泣きついてわびをいい、許しを求める。哀願する。「借金が返せなくて―・れる」
相場暴騰暴落のとき、売り方または買い方が相手方に対して、相当の値段での解約を頼む。

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精選版 日本国語大辞典 「泣きを入れる」の意味・読み・例文・類語

なき【泣】 を 入(い)れる

  1. 泣きついてわびをいい、許しを求める。嘆願する。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
    1. [初出の実例]「所詮泣(ナキ)を入(イ)れねば治まらぬ所と観念して」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉二九)
  2. 相場の暴騰・暴落の場合に、売り方または買い方が相手方に対して、折れ合った値段で契約を解除することを懇願する。〔新しき用語の泉(1921)〕

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