注入型電界発光(読み)ちゅうにゅうがたでんかいはっこう(その他表記)injection electroluminescence

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「注入型電界発光」の意味・わかりやすい解説

注入型電界発光
ちゅうにゅうがたでんかいはっこう
injection electroluminescence

半導体p-n接合などの電位障壁を介して注入された少数キャリア多数キャリアと再結合し,その際の余剰エネルギーが「光」として放出される現象高温によらない発光すなわちケイ光の一種である。発光波長は用いられている半導体の種類,添加されている不純物の種類などで決るが,半導体のエネルギー間隙に相当する波長より少し長波長である。発光ダイオード注入型レーザーはこの現象を利用している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む