デジタル大辞泉 「洋傘」の意味・読み・例文・類語
よう‐がさ〔ヤウ‐〕【洋傘】
[類語]傘・唐傘・番傘・蝙蝠傘・蛇の目傘・雨傘・日傘・パラソル
…開いた形がコウモリの飛ぶ姿に似ているので,明治初年にこの名がついた。竹の骨に紙を張った従来のものと区別するため,西洋傘,洋傘とも呼ばれた。日本にはじめて伝えられたのは1859年(安政6)で,イギリスの商人が持ちこんだといわれ,慶応(1865‐68)のころには外国商人が売り出すようになり,武士の間に使う者があらわれた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」