日傘(読み)ヒガサ

  • ひがらかさ
  • 日▽傘/日唐傘
  • 絵画

デジタル大辞泉の解説

強い日ざしをさえぎるためにさすパラソル。ひがらかさ。 夏》「降りしきる松葉に―かざしけり/立子
[補説]作品名別項。→日傘
《「ひからかさ」とも》
日がさ。
貴人などが外出のときに、の者が後ろからさしかける柄の長い日よけの大きな傘。
原題、〈スペインEl quitasolゴヤ絵画。カンバスに油彩。若い女の頭上に日傘を差し出す若い男を描く。王宮タペストリー原画として描かれたロココ風の作品。マドリードプラド美術館所蔵。

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デジタル大辞泉プラスの解説

スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤの絵画(1777)。原題《El quitasol》。王宮のタペストリーの原画として描かれたロココ風の作品。初期の代表作の一つ。マドリード、プラド美術館所蔵。

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大辞林 第三版の解説

夏の強い日光をさえぎるためにさす傘。パラソル。ひがらかさ。 [季] 夏。 遠くゆく七里が浜の-かな /鈴木花蓑

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 さしがさの一種。紙または絹などを張り、日射をさえぎるのに用いるもの。日照傘。《季・夏》 〔観智院本名義抄(1241)〕
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四「向側を通る日傘(ヒガサ)を見なせへ」
〘名〙
① 貴人、花魁(おいらん)、小児などの外出の時、供人などが後からさしかける長い柄の日よけ傘。
※俳諧・毛吹草(1638)五「松に藤是や絵かけるひからかさ〈光有〉」
② =ひがさ(日傘)《季・夏》
※俳諧・続猿蓑(1698)下「夕立にさしあはせけり日傘〈拙侯〉」

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世界大百科事典内の日傘の言及

【傘】より

…いずれにしても,古い時代の〈かさ〉がどんなものかは明確ではない。英語では傘をアンブレラumbrellaというが,これは〈影〉を意味するラテン語umbraが語源であり,フランス語では日傘をパラソルparasol(paraはよけるの意。太陽をよける),雨傘をパラプリュイparapluie(雨をよける)という。…

【パラソル】より

…日傘のこと。ラテン語のpara+sol(太陽を防ぐもの)を語源とする。…

※「日傘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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