洗顔料(読み)センガンリョウ(その他表記)face cleansing agent

デジタル大辞泉 「洗顔料」の意味・読み・例文・類語

せんがん‐りょう〔‐レウ〕【洗顔料】

洗顔のために用いる基礎化粧品。肌への刺激が少なく、洗顔後に保湿効果のあるものなどがある。→クレンジング

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洗顔料」の意味・わかりやすい解説

洗顔料
せんがんりょう
face cleansing agent

皮膚の汚れを落とし,清潔に保つ洗浄用化粧品の一種で,顔に使用するのを目的に作られているもの。洗顔料には,(1) 皮膚の汚れを取るもの,(2) メイキャップ用化粧品を落とす目的で作られているもの,がある。 (1) のタイプには,洗顔用せっけん,クリーム,ジェル,洗い粉などがある。浴用せっけんに比べると,洗顔用のものは,皮膚の潤いを保つ働きをしている皮脂を取り過ぎないように,洗浄力は一定に維持しつつ,ラノリンオリーブ油などの油脂を加えているのが一般的である。皮膚の老化角質や毛穴の中の汚れを取る洗顔料として,細かい粒子の入ったスクラブやパック剤も若い人たちの人気を集めている。 (2) のタイプには,クレンジングクリームオイル,ふき取り用化粧水などがある。従来は,クレンジング剤を使った後はふき取り用化粧水を使い,さらに洗顔せっけんで洗うというダブル洗顔が正しいスキンケア法といわれてきたが,スピーディーに水で直接洗い流せるタイプのクレンジング剤も現れた。乳液やローションタイプも登場するなど,クレンジング剤も多様化し,肌性,肌質 (スキンタイプ) に合わせて製品をセレクトする時代になってきている。

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