デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「洞院実煕」の解説 洞院実煕 とういん-さねひろ 1409-? 室町時代の公卿(くぎょう)。応永16年生まれ。洞院満季(みつすえ)の子。康正(こうしょう)元年左大臣になるが,2年後に辞任して出家し東山に閑居する。有職(ゆうそく)故実にくわしく,洞院公賢(きんかた)の編著「拾芥(しゅうがい)抄」を補訂し,「名目鈔(みょうもくしょう)」をあらわした。従一位。東山左府と称された。初名は実博。法名は元鏡。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by