津万町(読み)つままち

日本歴史地名大系 「津万町」の解説

津万町
つままち

[現在地名]西脇市津万

大野おおの村の東、加古川西岸に位置する。津間村とも称する。慶長国絵図に「かりや町」と記載されるのが当町と思われる。慶長五年(一六〇〇)池田輝政は諸商人の諸役免除などを記した禁制(和田家文書)を津万町に与えた。元和三年(一六一七)姫路藩主本多忠政が出した同様の禁制写(同文書)も残っている。江戸期の領主変遷は延享三年(一七六四)三卿の一橋領となるまでは西脇村に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む