20世紀日本人名事典 「津久居彦七」の解説 津久居 彦七ツクイ ヒコシチ 明治・大正期の実業家,政治家 佐野織物組合長;衆院議員;貴院議員。 生年嘉永7年3月(1854年) 没年昭和4(1929)年6月29日 出生地群馬県邑楽郡渡瀬村 出身地栃木県佐野市 経歴栃木県佐野町の豪商・津久居平蔵の養子となり家督を継ぐ。洋綿商の傍ら、地域産業に尽力。佐野織物同業組合長、佐野綿縮会社社長、佐野銀行取締役などを務めた。一方、佐野町長、安蘇郡議を経て、明治41年衆院議員(国民党)。貴院議員。また足尾鉱毒事件で活躍した田中正造の後援者としても知られる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津久居彦七」の解説 津久居彦七 つくい-ひこしち 1854-1929 明治-大正時代の実業家,政治家。嘉永(かえい)7年3月生まれ。栃木県佐野町の豪商津久居家の養子となり,佐野町長をへて明治41年衆議院議員(国民党)。佐野織物同業組合長,佐野銀行頭取などをつとめた。田中正造(しょうぞう)の支援者として知られる。貴族院議員。昭和4年6月29日死去。76歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例