津島町(読み)つしまちよう

日本歴史地名大系 「津島町」の解説

津島町
つしまちよう

面積:二一九・八四平方キロ

北宇和郡の南西部に位置する。北は宇和島市、南は南宇和郡、東は高知県幡多(はた)郡に接する。東部は山岳地帯で標高は五〇〇メートルを超え、中部は小盆地を形成し、西部は複雑なリアス海岸で多くの岬と入江からなる。山間部は林業が主で、林野面積は町の総面積の八五パーセントを占める。海岸部は真珠・ハマチ・海苔養殖が盛んである。岩松(いわまつ)は当町の中心地で、この地方の物資集散地である。

津島の地名初見は嘉暦三年(一三二八)九月二六日の高田八幡神社文書で「津島三ケ郷」とある。津島三ヵ郷とは岩藤(いわふじ)郷・岩松郷・清光(きよみつ)郷をいう。また津島郷という郷名があるが、これは明治二年(一八六九)宇和島藩が旧御荘(みしよう)組・津島組を統合して設置したもので、廃藩置県まで用いられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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