普及版 字通 「洶」の読み・字形・画数・意味


9画

[字音] キョウ
[字訓] みずわく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は匈(きょう)。匈は胸の初文。むねさわぐように、さわぐさまを恟といい、波だつさまを洶という。〔説文十一上に「洶洶、涌くなり」とあり、水のわきあがる勢いをいう。

[訓義]
1. みずがわく。
2. 洶洶は水勢、騒ぎ乱れる、また鼓動のはげしいさま。

[古辞書の訓]
名義抄〕洶 トクナガル

[熟語]
洶淵洶焉洶赫洶急・洶洶・洶洶擾洶怒洶動洶怖・洶洶猛洶涌洶湧・洶溶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android