普及版 字通 「洶」の読み・字形・画数・意味


9画

[字音] キョウ
[字訓] みずわく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は匈(きょう)。匈は胸の初文。むねさわぐように、さわぐさまを恟といい、波だつさまを洶という。〔説文十一上に「洶洶、涌くなり」とあり、水のわきあがる勢いをいう。

[訓義]
1. みずがわく。
2. 洶洶は水勢、騒ぎ乱れる、また鼓動のはげしいさま。

[古辞書の訓]
名義抄〕洶 トクナガル

[熟語]
洶淵洶焉洶赫洶急・洶洶・洶洶擾洶怒洶動洶怖・洶洶猛洶涌洶湧・洶溶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む