活命(読み)カツメイ

精選版 日本国語大辞典 「活命」の意味・読み・例文・類語

かつ‐めいクヮツ‥【活命】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 命を支えること。生活すること。なりわい。かつみょう。
    1. [初出の実例]「寛喜飢饉之境節、或沽却子孫、或放券所従、充活命計之間」(出典新編追加‐延応二年(1240)五月一二日)
  3. 命を助けられること。
    1. [初出の実例]「我等父子身上つつがなく、今当地にすみてすぎはひをなしぬ。活命(クヮツメイ)の洪恩いかでかわすれ侍らん」(出典:読本忠臣水滸伝(1799‐1801)後)
  4. 生き生きとした生命。
    1. [初出の実例]「永く警悟の期なく真正の活命ある人となることは」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む