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流動性危機 りゅうどうせいききliquidity crisis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

流動性危機
りゅうどうせいきき
liquidity crisis

1982年のメキシコなど中南米の債務国を中心に発生した,外貨ポジションの悪化による債務危機。 70年代末からの国際経済環境の急激な変化,特にアメリカの金融政策転換による金利上昇と世界同時不況下での1次産品市況の低落は,途上国に債務負担の増大と輸出収入の減少をもたらし,各国は外貨不足によって債務返済に困難をきたした。こうした事態に対処するため,IMFを中心に当面の流動性不足をカバーしつつ途上国の経済調整を進めて,国際収支の改善を図る方策が検討され,緊縮政策を柱とする債務国救済方式が打ち出された。

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