浄界(読み)ジョウカイ

デジタル大辞泉 「浄界」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かい〔ジヤウ‐〕【浄界】

清浄な地域寺院霊地など。
清浄な世界浄土

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精選版 日本国語大辞典 「浄界」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かいジャウ‥【浄界】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 清浄な地域。寺院・霊地などをいう。浄域
    1. [初出の実例]「浄界秋遊雲物冷、浮生夜観水泡空」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・暮秋崇仁坊仏閣言志〈釈蓮禅〉)
    2. [その他の文献]〔梁簡文帝‐大愛敬寺碑〕
  3. 清浄な世界。浄土。
    1. [初出の実例]「上は則ち無量光明の浄界なり、下は則ち五慾昏迷の穢土なり」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉狩野芳崖〈岡倉天心〉)

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普及版 字通 「浄界」の読み・字形・画数・意味

【浄界】じようかい

寺の境内

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